漫画を描くための技術を身につける

漫画家を目指しているという人は、今も昔もかなりたくさんいるようです。

日本は諸外国に比べて非常にたくさんのマンガ雑誌が定期的に出版されていますし、コミケなどを通して自主出版をしてかなりの売上を上げているような人も実際には相当数いることがわかっています。

マンガは一昔前までは、実際に原稿用紙にペンやトーンを使って描くという方法がなされてきましたが、現在ではすっかりデジタル化が進んでおり、パソコンを使っての制作技術を備えているということが漫画家となるための必須条件とまで言われるようになってきています。

漫画の書き方を学ぶことができる専門学校では、漫画のための作画方法を身につけるだけでなく、漫画独特の表現方法やコマ割りの仕方、ストーリーの展開方法といった多面的な技術を教えてもらうことができます。

さらに在学中に漫画制作がしやすいソフトやパソコン関連機器について教えてもらうことができるので、実際に漫画を制作するために必要な多くの知識を身につけることができます。

実際の漫画家さんから教えてもらえるチャンス

漫画の書き方を学ぶことができる専門学校においては、実際に商業誌でデビューをした先生に実際に教えてもらうことができたりします。

プロの漫画家としてデビューをしたという経験がある人から直接教えてもらうことにより、実際にはどのようなところで苦労が多かったかや、いざデビューとなったようなときにはどんな仕事の仕方をしていくことになるかといった、将来的な不安についても事前に知ることが出来ます。

現実的には仮にデビューをすることができたとしても、いきなりそれだけで生計を成り立たせていくことができる漫画家というのはごくわずかであり、売れていくまでの間は他に何らかの形で湖口をしのいでいくことになります。

そうしたときにどういった覚悟や準備が必要かということも詳しく知ることができるので、専門学校を選ぶときには実際のプロの漫画家さんがどのくらい在籍されているかということも詳しく調べておきたいところですね。

漫画について学べる専門学校とは

漫画について詳しく学ぶことができる専門学校としては、都内ならばまずは東京デザイン専門学校のマンガ科や、日本デザイナー学院のマンガ科、日本デザイン専門学校の漫画・アニメーション学科といったところが代表的です。

また漫画そのものを一人で制作をするのではなく、キャラクターデザインを専門的に勉強したり、ストーリーのつくり方だけを学ぶストーリーアーツ、小説や雑誌などでのイラストのみを担当していくようなイラスト科といった学科も多くの専門学校で見かけることができます。

そうした専門学校に通うことにより、自分の苦手分野が得意な友人と出会うことができるなど人脈作りにも役立つので、周囲とも多くかかわっていくようにしてほしいです。